■社会福祉学とは、どういう学問ですか?

社会福祉を体系化したものが社会福祉学であり、社会福祉はそれぞれの人がそれぞれに幸せな人生を送ることができるような社会システムというように定義しておきます。


■社会福祉学が日常生活で活かされるのは、どの様なシーンですか?

最も明確にいえば、病気、障害、経済問題などで生活に支障が生じた場合の対応策として、活かされるというよりも、活用できると思っています。


■専門科目について教えてください。どのような勉強をするのですか?

バイオエシックスI、IIを担当しています。前者は、各自の人生で生まれ、育つことに関する課程。後者は、老いて、この世を去る場面を対象にしています。これらのライフコースで、先端医療技術とどのように向き合うか、利用するか、その際にどのような問題が生じてくるのかなどを解説し、各自が自己解決できる素材の提供をしています。この科目の勉強の仕方は、説明を聞いて理解し、自ら考えてみることです。


■専門科目を教授する中で心がけていることはありますか?

教室での学習というよりも、生きて行く上での自分の問題として、考えていく態度を養うことです。


■在学生に伝えたいことを教えてください。

ともかく、社会で起こっていること、他者が行っていることに、興味・関心を抱いてほしいと思います。


■これから社会福祉学を勉強する学生に伝えたいことを教えてください。

「社会福祉学を勉強するのだ」と構えないことが、もっとも大切だと感じていてます。


■これからの社会で、社会福祉学はどのような存在になるのでしょうか?

学問の有効性、実践性は、ますます問われてくると思います。つまり、地域住民、行政を含めた社会福祉の実践活動と社会福祉学としての理論、概念構築との望ましい関係が問われているということです。


■立正大学社会福祉学部の魅力は何ですか?

学生、教職員とも自然体で学び、関わり、気付き、仕事に取り組めること。


■熊谷キャンパスの魅力は何ですか?

私立大学としては、恵まれた広さのキャンパスとドミトリー。周りに遊興環境がないので、落ち着いて勉学に励めること。


伝えたいこと

> 堺 正一 教授

> 溝口 元 教授

> 中村 尚子 准教授

> 仲山 佳秀 教授

> 保正 友子 准教授

> 森田 久美子 准教授


バイオエシックス I
近年、不妊治療、試験管ベビー、男女の産み分け、凍結受精卵、クローン生物等、生殖医療技術が急速に進展している。また、出生前診断では誕生以前に胎児の状態を知ることができるようになってきた。このような人間を中心とした生命の誕生に関する先端医療技術の利用とそこで生じる倫理問題を福祉場面と関連させて解説していく。


バイオエシックス II
近年、がん告知、疼痛治療、ホスピスケア、脳死、植物状態、臓器移植など終末期における先端医療技術の関与が急速に進展している。また、死への準備教育に対する関心も高まり、学校教育での実践もみられるようになった。このような人間の生命の終末に対する医療技術の利用とそこで生じる倫理問題を福祉場面と関連させて解説していく。